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私の予備校時代の生活について

今回は予備校時代の生活について書こうと思います。

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目次

私の予備校時代の一日

予備校に入学して喜ぶ人は少ないと思いますが、
私は予備校生になれて嬉しかったことを覚えています。

なぜなら、「無職少年」という何も肩書がない状態から、
3年半ぶりに「予備校生」という肩書が得られたからです。

ちなみに、私の予備校時代は「勉強の質と量の両方を高めること」がテーマでした。

というのも、志望校の合格ラインにはほど遠い成績でしたし、
そこまで成績を上げるには、残された時間があまりにも少なかったからです。

だから、「質だけ高める」「量だけ増やす」という方法では
絶対に間に合わないと考えていました。

両方の対策が必要だったのです。

まず、この頃「勉強の質を高めるために何を行っていたか」について解説します。

優先順位をつけて重要なことから勉強する

私は勉強の質を高めるために、
「優先順位をつけて重要なことから行う」というルールを自分に課していました。

そして、これを毎日行っていました。

なぜなら、そうすることで
一日の勉強時間が同じであっても密度が高まるからです。

ちなみに、「重要なこと」とは、次のようなものです。

  • 重要な科目:配点が大きくライバルも苦手とする科目(英数国など)
  • 「これができるようになったら成績が上がるはずだ」と感じていること

特に重要なのは、後者です。

惰性で勉強していると、こうしたことを始めることは決してありません。
なぜなら、大抵「メンドクサイこと」「嫌いなこと」だからです。

ですから、やることリストを作る時に、こうしたことの優先順位を意図的に上げました。
そして、イヤでも実行するようにしていたのです。

こうしたことを毎日行っていました。

次に、「勉強量を増やすために何を行っていたか」を解説します。

勉強の量を増やす:私の一日のスケジュール

予備校時代は、次のようなスケジュールで勉強をしていました。
勉強量を増やすために、予定に詰めこめるだけ詰め込んで勉強していた感じです。

時間 やること
6:00 起床
7:00 家を出発
通学時間 ・バス:混雑して座れないので、英語や日本史年号の音声を聞いて勉強
・電車:駅のベンチや車内で英単語・英熟語などを覚える
8:00 ・予備校到着
・今日の授業について、前日に予習した内容をおさらいする(自分はこれから受ける授業で何を知りたいのか、何を重点的に聞くのか確認)
・それが終わったら優先順位が最も高いものから勉強する
9:00 ・授業開始:授業時間は90分
・授業間の休み時間は20分
・休み時間は自習を行う(たった今受けた授業で、何を学んだかを頭の中で復習する。前日行った予習の確認。英単語の暗記など)
12:20 ・昼食
・昼食が終わったら、自習開始
13:20 ・午後の授業開始
・授業は午前で終わる日もあれば、夕方までの日もあった
授業終了後 ・夜まで自習室で勉強する
・気分転換のため、自習室は2~3回場所を変えた
20:00 予備校を出発
帰宅時間 ・電車:駅のベンチや車内で英単語集・英熟語集・古文単語集を覚える
・バス:車内が暗いので、英語や日本史年号の音声を聞いて勉強
21:00 ・帰宅
・夕食
21:30 風呂:入浴中に英単語を覚える
22:00 ・自室で勉強
・予習or自分で買った参考書や問題集を勉強する
23:30 ・勉強終了
・明日の勉強の優先順位を決める
24:00 合格発表のイメージトレーニングをしながら就寝

夜遅くまで勉強すると、疲れが残って勉強の効率が下がるので、
24:00までには眠るように心がけていました。

眠ることも、勉強の質を高めるために必要だからです。

予備校に体が慣れるまでは「挫折せず毎日通うこと」を目標にしていました。

なぜなら、学校に通うことは、引きこもりになって3年半ぶりだからです。
実際、初めの頃は、ただ行って帰ってくるだけで、かなり疲れたことを覚えています。

ですから最初の頃は、授業が終わったらすぐ帰宅し、休憩してから勉強を再開するするという生活を行っていました。

けれども、体が慣れてからは、上記のようにできるだけ自習室で勉強するようにしました。家にいると、つい休憩してしまいますが、予備校には休む場所がないからです。休むことができない場所にいると、強制的に長時間勉強することが可能です。

隙間時間も勉強していました

勉強量を増やすために、次のような隙間時間も使っていました。

  • 通学時間:往復2時間
  • 休み時間:授業開始前1時間+休み時間20分×3、昼休み1時間=3時間
  • 風呂の時間:20分

驚くことに、隙間時間であっても合計すると5時間もあるのです。

私には時間がなかったので、こうした時間も勉強にまわしました。

ちなみに、移動時間は、ノートに書いたりする勉強はできませんが、参考書を読んだり、単語を覚えたり、音声を聞く程度ならできます。

その時にやれる方法で、知識を詰め込んでいきました。

自己管理のため勉強時間の記録をつけていました

予備校時代は、手帳に「今日は何時間勉強したのか」記録をとっていました。

これにより、今日は頑張っているのか、サボっているのか明確にわかるので、
自己管理ができました。

記録をつけてみると、精一杯やっているつもりでも、
意外にやる気にムラがあることがわかります。

また、こうしたデータをとると、次のようなことがわかります。

  • 自分はどこまで勉強をやれるのか
  • 自分をどこまで追い込んでも大丈夫なのか
  • 自分は何時間以上やると疲れが残って能率が下がるのか

こうした情報は、今後の勉強計画を立てる時に役立ちます。

土曜日・日曜日の勉強について

模試が無い土日

平日のような勉強を毎日続けると、
当時の体力では体を壊しそうだったので(実際いつもヘトヘトに疲れていた)、
「金・土の夜だけは好きなだけ眠って良い」というルールにしていました。

ですから、模試がない土日はお昼頃に起きて、
それから自宅で勉強するという生活をしていました。

勉強内容は、自分で買った参考書や問題集をやることが多かったです。

模試がある土日

模試がある土日は、平日より1時間遅く朝7時に起床していました。

そして、模試が終わった後は、まっすぐ家に帰らずに
予備校の自習室で、次のような復習をしていました。

  • 模試でわからなかったことを調べる
  • わからなかったことをすぐに記憶する

ちなみに、すぐに復習していた理由は、次の通りです。

  • 模試で間違えた後は「それを覚えたい」「間違えないようにしたい」という気持ちが最も高い。このため、普段より記憶に定着しやすい
  • 模試の結果が戻ってきてから復習すると、何がわからなかったのか忘れている
  • まっすぐ家に帰ると、復習せずに放置する可能性があった

続いて、予備校での生活について、少し細かいことを紹介します。

予備校での生活

予備校に持って行ったもの

持ち物リスト

私は、次のようなものを毎日予備校に持って行っていました。

  • その日の授業で使うテキスト
  • 翌日の授業で使うテキスト:予習するため
  • 辞書類:英和辞典・英単語集・英熟語集・英文法辞典・国語辞典・古語辞典・日本史用語集
  • 参考書・問題集:予備校のテキストとは別に、その日の自習で使うものを数冊
  • 手帳:スケジュール管理と勉強日記をつけるため
  • イヤホン:英語・日本史の学習、うるさい時のマスキング用
  • 目薬:勉強をしすぎると目がかすんでくるため

辞書類を持ち歩いていた理由

持ち物の中に辞書類が多いのは、わからないことをすぐに調べて覚えるためです。

なぜなら、「知りたい」という気持ちが高い時に調べると、記憶の定着率が高いからです。

このため、すぐに調べることができる環境を整えることにこだわっていました。

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電子辞書を使わなかった理由

電子辞書を使えば、荷物を軽くすることができます。

けれども、書き込みのできない電子辞書は、
書き込み可能な紙の辞書と比べ、記憶が定着しにくいように感じました。

このため、仕方がなく重い紙の本を何冊も持ち歩いていました。

通学時にはカバンを2つ持っていた

私はいつも大量の本を持ち歩いていたので、普通のカバンでは壊れてしまいます。
(実際、バスを待っている時に壊れたことが一度あります)

ですから、重さを分散するために、
リュックを背負って、大きなショルダーバッグも肩にかけるスタイルで登校していました。

我ながら、異様な見た目だと思いましたが、
「合格するために必要なものだから仕方ない」「この1年限定だ」と我慢していました。

私のように大量の本を持ち歩きたい人は、小型のカートを使うのも良いかもしれません。

授業は前の席で受けました

私は、いつも最前列か二列目の座席で授業を受けていました。

理由は、次の通りです。

  • 板書を見逃さず、講師の言葉を一言も聞き漏らさないため
  • 絶対に合格するんだと、自分に言い聞かせるため

特に、後者の意味合いが強かったと思います。

高いテンションを維持し続けるには、
言葉だけでなく行動で「俺はやるんだ」と自己説得することが大切でした。

講義の録音も試したが、やめました

私は復習のために講義を録音したこともありますが、次の理由でやめました。

  • 聞き直すために、予想以上に時間がかかる
  • また聞き直せばいいという気持ちがあるため、授業中の集中力が落ちる

ですから、録音する代わりに、予習を完璧にするように心がけました。

予習をきちんとすれば、余裕ができるので、聞くことに集中できるからです。

勉強量を増やすために自習室に通いました

自習室に通った理由

自宅で勉強していると、つい休憩してしまいます。
そして、「15分休むつもりが3時間休んでいた」なんてこともよくあります。

一方、予備校には休む場所がありません。

そして、休むことができない場所にいると、強制的に長時間勉強することが可能です。
(帰宅しない限り、休めないので)

これが私が自習室に通うことにした理由です。

仮想ライバルをつくって勉強時間をのばす

自習室での勉強に慣れないうちは、早く帰りたい気持ちとの戦いです。

そんな時私は、自習室にいる他の生徒を、仮想ライバルにして勉強していました。

「あの人が帰るまでは、自分も絶対に帰らず勉強する」という感じです。

そして、その人が帰ったら、別の仮想ライバルをつくって
「あの人が帰るまでは絶対に帰らず勉強する。」という感じで、
勉強時間を延ばしていきます。

こんなことを繰り返していくうちに、目標の夜8時になっていました。

時々場所を変えて気分転換する

長時間勉強していると、体が疲れ、集中力が低下してきたりします。

ですから、私は2~3時間ごとに自習室の場所を変えていました。

なぜなら、場所を変えることが気分転換になったからです。

そして、姿勢が変わるので、同じ場所で続けて勉強するよりも、
肩こりや腰痛が楽になったように思います。

自習室がうるさい時

空き教室を使った自習室で勉強していると、廊下の雑談がうるさいことが時々ありました。

そんな時は、校舎から離れたビルにある自習室(ここはいつも静かだった)に移動したり、イヤホンで音楽を流してマスキングしていました。

うるさい時は、我慢せずに、さっさと静かな環境に移るのが良いと思います。

眠い時は自習室で昼寝しました

昼寝をした理由

予備校時代はいつも疲れていたので、
眠気が強くて自習中に勉強にならないことが、時々ありました。

そんな時は、我慢するより寝てしまうのも手だと思います。

私の仮眠方法

眠くてどうしようもない時に、私は次のような方法で仮眠していました。

  • 机に伏せて仮眠をとる
  • 時間は10分程度

自習室での昼寝の目的は、疲れをとることではなく眠気を飛ばすことです。

ですから、30分や1時間も眠る必要はありません。

私は、いつも10分くらいで終わらせていました。

起きるコツ

起きるコツは、眠る前に「必ず10分後に起きる」と強く決心することです。
これで不思議と目が覚めます。

心配な人は、イヤホンにアラーム音がなるように目覚ましをかけると良いでしょう。

短い昼寝は、眠気が吹っ飛ぶのでオススメです。

勉強の質を高めるために行った気分転換

集中力が落ちた時には、次のような方法で気分転換を行っていました。
そのまま続けると、勉強の質が落ちるからです。

勉強する教科を変える

疲れた時は、勉強する教科を変え「頭を働かせる部分」を変えるようにしていました。

  • 考える教科を勉強していた場合→暗記する教科に変更する
  • 暗記する教科をしていた場合→考える教科に変更する

このように、勉強の気分転換を勉強で行っていたのです。

音楽を聴きながら勉強する

疲れた時やうるさい時には、音楽をかけて勉強していました。

私は勉強する時、同じ音楽をかけていたので、
次第にその音楽を聴くと、頭が勉強モードに切り替わるようになりました。

条件反射のように、すりこまれたのかもしれません。

ちなみに、ヴォーカルが入っている音楽は気が散るので、
歌無しのジャズを聴いていました。

また、目的は音楽を聴くことではなく、勉強に集中することなので、
集中してくると、音楽を止めて無音で勉強しました。

散歩する:本屋に参考書を見に行く

頭ばかり使って疲れた時は、散歩などで軽く体を使うと良いと思います。

私は、勉強に気が乗らない日は、近くの大型書店まで
最新の参考書・勉強法本をチェックしに行っていました。

ちなみに、予備校からその書店までは、歩くと2~30分かかります。
これが散歩コースでした。

この散歩は、情報収集にも気分転換にもなるので、一石二鳥でした。

昼食について

私は昼休みも勉強していました。
ですから、時間節約のため、学食で弁当を買って食べることが多かったです。
(リフレッシュのために、予備校外のご飯屋さんで食事することも時々あった。)

また、私には友達がいなかったので、食事はいつも一人でしていました。

予備校には、一人で黙々と勉強している人が結構いるので、
一人で食事していても浮くことはありません。

私のような、元引きこもりの人も安心して下さい。

友達について

予備校時代は、友達は全く作りませんでした。

というよりも、作れませんでした。

なぜなら、引きこもり生活が長かったので、
他人とどうやって話せばいいのかわからなくなっていたからです。

ですから、友達づくりは大学に入学してからの課題として、
他の生徒が友達と過ごしている時間は全て勉強にまわしました。

予備校時代はこんな感じでしたが、
その後大学に入学してから、私には友達が沢山できたので、
今友達がいない人も大丈夫です。

まずは勉強しましょう。
そして、友達づくりについては大学に入学してから、試行錯誤すればいいのです。
(友達の作り方については、別に機会に書こうと思っています。)

友達がいなくて悩んでいる人は、
「友達がいないからダメ」ではなく「集中して勉強できる環境ができてやったぜ」
というように、友達がいないことによる良い面をみるようにすると良いかもしれません。

以上です。

この記事の続きは、次のページに書きした。↓

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