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予備校時代前半の各科目の勉強法

今回は、予備校時代前半(4~6月)の勉強方法について書こうと思います。

これ以前の話は次の記事に書いたので、良かったら参考にして下さい。↓

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目次

英語の勉強法(予備校時代前半ver.)

英語の位置づけ・課題・勉強方針

英語は最も多くの時間をかけた科目

当時、私の中での英語の位置づけは次の通りでした。

  • 国立私立の両方で合否を左右する最重要科目
  • 現時点では志望校の合格ラインから遠いので、勉強時間を多く使いたい科目

ですから、この頃最も多くの時間をかけて勉強しました。

英語の課題

この頃、私には英語に次の課題がありました。

  • 語彙力が貧弱すぎる
  • 英文の意味を正確にとれていない
  • 英文を読むスピードが遅すぎる
  • 文法語法問題の対策をまだ全くやっていない

そこで、予備校の前半(4~6月)は、次の方針をとりました。

勉強方針

  • 力をつけるため、最も多く時間をかけて勉強する
  • 他教科の勉強もあるので、色々な参考書に手を広げる余裕がない。このため、授業から学べることは100%吸収する
  • 100%吸収できるよう、授業の予習復習はできるだけ完璧に行う
  • 授業だけでは足りない分は、自分で買った参考書で独自に勉強を進める

以上を踏まえ、次のように勉強しました。(この記事で書いた手順通りです。)

予習方法

授業の予習は次の手順で行っていました。

  • 制限時間を決めて問題を解く:スピード対策
  • 辞書など使わずに全訳を書く:読解力対策
  • うまく訳することができない部分で、自分で調べられることは全て調べる(単語・熟語・文法):読解力・語彙力対策
  • 調べた英単語などはその場で覚える:語彙力対策

授業で集中して聞いていたこと

授業は90分もあったので、メリハリをつけて聞いていました。
特に集中して聞いたのは次の事柄です。

  • 予習の時、自力で考えても調べてもわからなかったこと
  • 読解方法・解答の根拠の導き方
  • 全訳
  • 講師が重要だと強調していること

復習方法

授業があったその日のうちに、次の内容について復習を行いました。

  • 予習の時、自力で考えても調べてもわからなかったこと:読解力対策
  • 読解方法・解答の根拠の導き方:読解力対策
  • 講師が重要だと強調していること:読解力・語彙力対策
  • 知らなった単語・熟語・文法:語彙力対策
  • 予習の時に書いた全訳の添削:読解力対策
  • 必要な知識をその場で暗記

この時最も重要なのは、必要な知識をその場で暗記するということです。

なぜなら、時間が経って後でやろうとした時には「何を覚えたかったのか」を忘れているからです。

ですから、力をつけたい人は「その場で覚える」ことを癖にしましょう。

予備校以外の勉強

読解力強化対策

予備校の授業だけでは勉強量が足りなかったので、
読解力強化対策に、自分で買った英文解釈と構文の参考書を勉強しました。

ただ、時間節約のため新しい本には手を出さず、
予備校入学前に使っていた本の復習を行いました。

語彙力強化対策

語彙力強化対策に、英単語集・英熟語集の暗記も行いました。
この頃は、予備校入学前に使っていた本よりレベルが高い次の3冊勉強しました。

  • 英単語集:見出し語数900(初~中級レベル)
  • 英単語集:見出し語数900(中~上級レベル)
  • 英熟語集:見出し語数900(初~上級レベル)

また、英単語等の暗記は、時間を節約するため、主に通学時間に行いました。
通学時間は往復2時間あったので、電車の中だけでもかなり勉強が進んだことを覚えています。

数学の勉強法(予備校時代前半ver.)

数学の位置づけ・課題・勉強方針

数学は英語に次いで2番目に時間をかけた科目

当時、私の中での数学の位置づけは次の通りでした。

  • 私大入試では使わず国立のみで使う科目
  • 文系受験生は苦手とする人が多いので、合否を左右する重要科目
  • 全科目中で最も成績が悪く足をひっぱっている科目

ですから、この頃数学にも多くの時間をかけて勉強しました。

数学の課題

この頃、私には数学に+次の課題がありました。

  • 予備校入学半年前から基礎力をつけるために行った勉強がうまくいかなかった(詳しくは、こちらの記事を参照)
  • このため、予備校の授業についていけてなかった

そこで、予備校の前半(4~6月)は、次の方針をとりました。

勉強方針

  • 授業内容が理解できるようになることを第一目標とする
  • 授業についていけるよう、参考書を使って補修的な勉強を自分で行う

以上を踏まえ、次のように勉強しました。

予習方法

授業の予習は次の手順で行っていました。

  • 次の授業の範囲を参考書で一通りやる
  • テキストの問題を解く

復習方法

授業があったその日のうちに、次の内容について復習を行いました。

  • もう一度問題を解く
  • わからない時は、参考書を見て考える

数学は、あと少しでわかりそうなのに、何かが足りなくてわからない。そんな感じでした。

理由は、予備校入学前の勉強で「あやふやな状態でも良いので、全範囲を何度も繰り返す」という方法をとっていたからではないかと考えます。

この方法は、英語や国語には効果を発揮したのですが、数学には合わなかったように思います。

そのせいで、数学は「全体的に何となく理解しているが、得点になる単元が一つもない」という状態になっていました。

ですから、今思えば一単元ごとに得点力をつけていく方法(この記事で書いた日本史でやった方法)を予備校入学前にしておけば、もう少しマシな状況になったのではないかという気がします。

数学に関しては完全に失敗だったので、私のやり方は真似しないで下さい。

現代文の勉強法(予備校時代前半ver.)

現代文の位置づけ・課題・勉強方針

英語・数学に次いで3番目に時間をかけた科目

当時、私の中での現代文の位置づけは次の通りでした。

  • 国立私立の両方で合否を左右する重要科目
  • 得意科目なので英数より勉強時間を減らし、浮いた時間を英数にまわしたい

ですから、英語・数学に次いで3番目に多くの時間をかけて勉強しました。

課題

  • 最も得意科目だったので、特に課題はなし
  • 急に得意科目になったので、安定して良い成績を取り続けることができるか不安はあった

そこで、予備校の前半(4~6月)は、次の方針をとりました。

勉強方針

  • 他教科の勉強もあるので、色々な参考書に手を広げる余裕がない。このため、授業から学べることは100%吸収する
  • 100%吸収できるよう、授業の予習復習はできるだけ完璧に行う

以上を踏まえ、次のように勉強しました。

予習方法

授業の予習は次の手順で行っていました。

  • 制限時間内に問題を解く:スピード対策
  • 制限時間を決めずに問題を解く:読解力対策
  • 要約文を書く:読解力対策・記述問題対策
  • 自分で調べればわかることは全て調べる(知らない言葉の意味・漢字):語彙力対策

授業で集中して聞いていたこと

授業中に特に集中して聞いたのは、次の事柄です。

  • 予習の時、熟考してもわからなかったこと
  • 読解方法・解答の根拠の導き方
  • 講師が重要だと強調していること

復習方法

授業があったその日のうちに、次の内容について復習を行いました。

授業の復習

  • 講師が重要だと強調していたこと
  • 知らなかった言葉を覚える:「アイデンティティ」や「演繹」等、問題に出てきた普段使い慣れない言葉を覚える
  • 漢字を覚える

私は漢字の勉強は、それだけを独立してやりませんでした。

なぜなら、他にやることが多すぎて時間がなかったからです。それに、入試での漢字の配点が少なかったことも理由です。

ですから、テキスト・問題集・模試で出会った知らない漢字を片っ端から覚えていくよう方法で、漢字は習得していきました。

要約文の添削

私が受けていた授業では、講師がテキスト本文の要約の添削も行ってくれたので、
毎回提出していました。(提出している人は少なかった)

そして、添削された要約文が戻ってくると、次の部分をチェックしました。

  • 筆者が言いたいことなのに、自分が書いていなかったこと
  • 筆者が言いたいことではないのに、自分が書いていたこと

要約文を書くことは時間がかかり面倒でしたが、かなり読解力がついたように思います。

また、必要なことだけ短く書く練習にもなるので、記述問題の得点力も高まったように思います。

古文の勉強法(予備校時代前半ver.)

古文の位置づけ・課題・勉強方針

英語・数学に次いで3番目に時間をかけた科目

当時、私の中での古文の位置づけは次の通りでした。

  • 国立私立の両方で合否を左右する重要科目
  • 勉強をしなければならないことはわかっているが、今はより重要な英数に勉強時間まわしたい

ですから、英語・数学に次いで3番目に多くの時間をかけて勉強しました。

古文の課題

この頃、私には古文に次の課題がありました。

  • 読解力が不十分
  • 語彙力が貧弱すぎる
  • 古典文法を完全にマスターしていなかった

そこで、予備校の前半(4~6月)は、次の方針をとりました。

勉強方針

  • 他教科の勉強もあるので、色々な参考書に手を広げる余裕がない。このため、授業から学べることはできるだけ吸収する
  • 習得率を高めるため、授業の予習復習はできるだけ丁寧に行う
  • 授業だけでは足りない分は、自分で買った参考書で独自に勉強を進める

以上を踏まえ、次のように勉強しました。

予習方法

授業の予習は次の手順で行っていました。

  • 制限時間内に問題を解く
  • 知らない単語を全て調べる
  • 調べた単語をその場で覚える

授業で集中して聞いていたこと

授業中に特に集中して聞いたのは、次の事柄です。

  • 読解方法
  • 解答の根拠の導き方
  • 講師が重要だと強調していること

復習方法

授業があったその日のうちに、次の内容について復習を行いました。

  • 読解方法
  • 解答の根拠の導き方
  • 講師が重要だと強調していること
  • 知らなった単語を覚える

予備校以外の勉強

語彙力強化対策に、古文単語集の暗記も行いました。

この頃は、今まで使っていた本(見出し語200)より、レベルが高い本(見出し語600)を勉強し始めました。

勉強時間は主に通学時間です。

でも、この頃は英単語・英熟語の暗記に時間がとられていたので、
思うように勉強が進まなかったことを覚えています。

この頃は、英語に比べると古文はざっくりと勉強をしていました。
なぜなら、数学にかなりの時間がとられて、十分な労力が割けなかったからです。

このため、授業の効果が100%引き出せず、思うように成績が伸びませんでした。

ちなみに、英語と同じ「この記事に書いた方法」を実行できるようになったのは、数学の勉強が不要になった夏休み辺りからです。

古文の力がついたのは、丁寧に勉強する時間がとれるようになった、その頃からです。

漢文の勉強法(予備校時代前半ver.)

漢文の位置づけ・課題・勉強方針

時間をかけない科目

当時、私の中での漢文の位置づけは次の通りでした。

  • 国立のセンター試験でしか使わない
  • 私大でも出題がないわけではないが、他教科よりも優先度は低い
  • 英数が安定してから本格的にスタートする

ですから、時間を節約して勉強していました。

課題

  • 他と比べ得意科目だったので、特に課題はなし
  • 安定して良い成績を取り続けることができるのか不安はあったが、他にやるべき科目が沢山あった

そこで、予備校の前半(4~6月)は、次の方針をとりました。

勉強方針

  • 英数にできるだけ多くの勉強時間をまわすため、勉強時間を節約する
  • 参考書は使わず、授業中心に勉強を行う
  • 予習に十分な時間が割けないので、復習に力を入れる

以上を踏まえ、次のように勉強しました。

予習方法

授業の予習は次の手順で行っていました。

制限時間内に問題を解く

授業で集中して聞いていたこと

授業中に特に集中して聞いたのは、次の事柄です。

  • 読解方法
  • 解答の根拠の導き方
  • 講師が重要だと強調していること

復習方法

授業があったその日のうちに、次の内容について復習を行いました。

  • 読解方法
  • 解答の根拠の導き方
  • 講師が重要だと強調していること
  • 知らなった単語を覚える

日本史の勉強法(予備校時代前半ver.)

日本史位置づけ・課題・勉強方針

時間をかけない科目

当時、私の中での日本史の位置づけは次の通りでした。

  • 単純暗記の科目なので、やれば成績が上がる
  • 英数に時間をまわすために勉強したい気持ちをガマンする
  • 秋以降にスパートをかけて、難関私大レベルに対応する

ですから、時間を節約して勉強していました。

課題

この頃、私には日本史に次の課題がありました。

  • センターレベルの勉強すら十分にやっていない
  • センターより難しい難関私大レベルの合格レベルには全然届かない

そこで、予備校の前半(4~6月)は、次の方針をとりました。

勉強方針

  • 授業の進度に合わせて勉強していく(授業で進んでいない範囲はやらない)
  • ただし、学んだことは確実に覚えていく
  • 予習にかける時間は節約して、復習に力を入れる
  • 模試では授業が進んだ範囲までは高得点を目指す、それ以外は点数がとれなくても構わない(例:授業が平安時代まで進んだら、平安時代までは模試で高得点をとれるようにする。鎌倉以降は、まだ点数がとれなくても構わない)

以上を踏まえ、次のように勉強しました。

予習方法

授業の予習は次の手順で行っていました。

  • 問題を解く
  • テキストを読む

授業で集中して聞いていたこと

授業中に特に集中して聞いたのは、次の事柄です。

  • 歴史の流れ
  • 単語:人物名や重要な事件(名前と何が起こったのか)
  • 講師が重要だと強調していること

復習方法

授業があったその日のうちに、次の内容について復習を行いました。

  • その日の授業で学んだ範囲だけ教科書を読む
  • その日の授業で学んだ範囲だけ問題集2冊を記憶する
  • 問題集でわからない単語が出てきたら、用語集で調べてその場で覚える
  • 市販のサブノートを使って、その単語を関連知識と結びつける

生物の勉強法(予備校時代前半ver.)

生物の位置づけ・課題・勉強方針

時間をかけない科目

当時、私の中での生物の位置づけは次の通りでした。

  • 単純暗記の科目なので、やれば成績が上がる
  • 国立のセンター試験でしか使わない
  • 英数が安定してから本格的にスタートする

ですから、時間を節約して勉強していました。

課題

  • 他の教科と比較して得意であったので、課題なし
  • 4か月前に受験したセンター試験本番で77点。次回は得点率9割を目指して問題集の暗記をしていく予定だったが、他にやるべき科目が沢山あった

そこで、予備校の前半(4~6月)は、次の方針をとりました。

勉強方針

  • 現状を維持しつつ、授業中心に知識の穴を埋めていく
  • 予習にかける時間は節約して、復習に力を入れる
  • 学んだことは確実に覚えていく

以上を踏まえ、次のように勉強しました。

予習方法

授業の予習は次の手順で行っていました。

  • 問題を解く
  • テキストをザッと読む:わからないことがないかチェックする

授業で集中して聞いていたこと

授業中に特に集中して聞いたのは、次の事柄です。

  • 予習時にテキストを読んでわからなかったこと
  • 自分が間違えた問題の解説
  • 講師が重要だと強調していること

復習方法

授業があったその日のうちに、次の内容について復習を行いました。

  • 間違えた問題を次回解けるように知識を記憶する
  • テキストをザッと読む

以上です。

この記事の続きは、次のページに書きした。↓

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