今回は、現代文の勉強法について書いていきます。やる気が出ない人の準備段階にやる事と、やる気が出てからどう勉強を進めていけばよいのか紹介します。
やる気が出ないときは受動的な勉強もオススメ
私は現代文は、他の科目と比較すると最初から得意でした。
他の科目が偏差値20、30台なのに対して、現代文だけは50以上をとれていました。
理由は、現代文講義のビデオを見ていたからだと思います。
本来、そのビデオは問題を解いて、解説を聞くという形式のものでしたが、当時の私は、やる気がまだまだ充電されていませんでした。
だから、問題を解かずにビデオの講師の解説をただ見るということを繰り返していました。
当時は、こんなことやって何になるんだろうという気持ちがありましたが
今思えば、このおかげでベースができたのだと思います。
現在では、無料や安価で見れる授業お動画が色々ありますので、
昔の私のように、「将来受験してみたいが、まだまだ気力が十分でない」という人は
勉強前の準備運動として、ダラダラと動画を見るだけということをやると良いかもしれません。
机に向かう気力がなくても、ベッドの中でスマホで見ることができますしね。
では、やる気になってきたらどう勉強すればよいかですが、
たかはしさんから投稿記事が参考になりますので、以下に掲載しておきます。
私の考え方も同じです。
現代文の勉強法
評論は、著者の考えを正確に読み取り理解する必要性がでてきます。
簡単に言えばクイズみたいなものです。
著者が述べている事がどこにあるのかを探し出すこと。
そのときに、アイテムとしてキーワードや解法パターンを使ったりして
著者が強調して述べていることを発見するのです。
この解法テクニック・パターンですが、
一見凄いもののように聞こえますが、
根本的に考えれば、ごく当たり前のことを述べているだけです。
偏差値60あたりまでいけば、こんなの当たり前ジャン!と
解法パターンがバカバカしくなっちゃったりいます。
染み付いている証拠なんですけどね。
やはり国語の攻略法というのは人それぞれになってくると思います。
偏差値30あたりでしたら、
まずは語句の暗記からはじめればよいのではと思います。
オススメは「コトバは力だ」(河合)です。
また問題演習を積んでいくうちに語句はもちろん、
テーマについての理解もできます。
テーマを理解すれば、
同じようなテーマの問題が出たときにスムーズに本文が理解でき、
著者のいいたい事が把握できます。
答え合わせも「当たった!」という喜びではなく、
なぜこの答えになるか?という質問に答えられるようにして下さい。
なんとなくなどというフィーリングではダメです。
これは英語の長文問題にも共通して言えることです。
あと、私は本などはほとんど読んでいません。
評論は必ず本文にヒントが隠されているので。
これは英語の長文の選択問題においても同じです。
最初のほうは、時間は気にせず、
なぜこの解答を選んだかを書いておけば、
答えあわせのときに役立ちます。
偏差値50を超えるようになれば、時間を計ったりしてくださいね。
そして先ほど述べたとおり、
みなさんも現文でパターンや解法を使いたいって思ったりしますよね。
この解法パターンですが、出口式、青木式、酒井式など、
予備校講師の個性のあるパターンがたくさんあります。
自分に合ったのを選んで下さい。
△△ではなく、□□ の□が著者の意見であり、
これが解答に絡むというようなパターンなどたくさんあります。
早稲田の場合、代ゼミの酒井先生の授業が役に立つでしょう。
早稲田の問題の7・8割はこの先生の解法で解けると思います。
残りはどうするかは、他の先生の解法を組み合わせてみてください。
参考書についてはZ会の「現代文のトレーニング」。
河合出版(河合塾)の「現代文へのアクセス」「現代文と格闘する」
などがオススメです。
センター対策は、過去問10年分くらいしかやっていません。
選択は消去法で解きました。
センターの小説は私は苦手でしたが、
事実と感情が選択軸に入っているかを確認しながら消去法で解きました。
私は現代文の評論が得意だったので
特別ヒドイ浮き沈みはありませんでした。
しかしなにを言っているかさっぱりわからない本文で、
点を落としてしまう事よくありますよね。
でも考えてみれば
すべて抽象的な言い方をさらに遠まわしに言っているだけだったりします。
でも答えは必ず本文のどこかに隠されています。