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夏休みに苦手科目を克服する

予備校時代の夏休みの過ごし方について書いていきたいと思います。

目次

苦手克服の夏休み

夏は予備校のレギュラー授業が休みになるので、
自由に勉強時間を使うことができます。
そこで、私はこの時間を使って、
「弱点だとわかっていたこと」を
徹底的につぶしていくことにしたのです。

一つ目の課題は古文です。

これは、数学に一日に5時間もとられ、
勉強時間を十分に確保できなかったことが理由です。

文法や単語の暗記ができていませんでした。

ですから、当時の私は古文をフィーリングで解いており、
良い時と悪い時で波がありました。

加えて、良い時の点でも、
志望校の合格ライン到達には厳しい状況でした。

ですから、この状況を克服するには、
今までの勘ではなく、
確実な根拠を持って解答を導き出せるように
しなければならなかったのです。

そこで、1ヶ月ほど古文に集中的に力を注ぐことにしました。
具体的には、参考書を使った文法と単語の暗記です。

加えて、だらけ防止のために、
夏期講習で古典文法と易しめの古文演習の講座をとりました。

その結果、苦手な古文のために
一日数時間の勉強時間を確保することができたわけです。

こうして、1ヶ月間じっくりと古文の基本に取り組んだところ
1ヶ月で国語の偏差値を20上げることができました。

(予備校から表彰されました)

英語に関しても古文同様です。
英語にはかなりの時間を費やしたおかげで、夏には実力がついてきていました。
ただ、相性の良い問題とそうでないものがあるようで、
調子の良い時と悪い時の差がかなりあることが課題でした。

原因は語彙不足にあることがわかっていました。

それまでの私は、何となく面倒だったので
単語集を暗記する勉強をあまりしていませんでした。

どこかで聞いた、「単語は英文の中で覚える」という言葉を
暗記を避ける理由にしていたようにも思います。
「単語は英文の中で覚える」ということは、
英語の勉強法として正しいやり方です。
ただし、それは時間のある人か、
既にかなりの実力を持った人の方法です。

なぜなら、この方法だけで勉強すると、
かなり大量の英文を読まないと
入試に必要な語彙を押さえることは難しいからです。

普通の受験生のように、高校3年間じっくり時間をかけて
勉強に取り組むことができるならそれも良いのでしょう。

でも、私のように、短期間に高1から入試レベルまでの単語を
詰め込む必要がある人には時間が足りません。
スピードが遅すぎるのです。

しかし、大学に合格するには、
現代文も古文も日本史も勉強しなければなりません。

このように、英単語や熟語は
「いつか集中的やらねばならないだろう」と考えていたのですが
夏休みにそのチャンスに恵まれたのです。

それまで、通学時間しかやっていなかった
英単語の勉強を机に向かってやる時間を作りました。

その結果、偏差値60前後でうろうろしていた成績が70を突破しました。
私のように、語彙不足で成績が伸びない人は、
面倒でも単語や熟語の単純暗記をやってみて下さい。

私は成績が伸びない人は、
文法や単語、公式等の基本知識が不足しているからだと思います。
基本を覚えない限り、どんなに問題を解いても成績はあがりません。
では、基本知識とは何か?
心にひっかかっているところまで戻ることです。
あなたが、もし中学レベルの知識が不足していると感じるなら、
「面倒くさい」「かっこ悪い」と思っても中学レベルまで戻って下さい。
急がば回れです。
それに、勉強にそれほど時間はかかりません。
びっくりするほど成績が伸びると思いますよ。

夏休みは、こうして過ぎていきました。

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