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高認は難しいのか?定員・倍率・合格点、どのくらいの学力で受ければ良いのか解説します

高認の試験は難しいのか?定員・倍率・合格点は?
どのくらいの学力で受ければ良いか?

高認の受験前に知っておきたいことをまとめました。

目次

高認の試験は難しいのか?

高認の試験を難しいと感じるかどうかは、「中学までに学んだ内容がしっかり身についているか」でわかれると思います。

身についている人は易しく感じるし、そうでない人は難しく感じるのではないでしょうか。

私の感覚で分類すると、次のようになります。

中卒・高1で中退した人の場合

中学で勉強が苦手だった人

中学で勉強が苦手だった人は、高認の試験を難しく感じるかもしれません。

けれども、勉強をすれば合格できる試験なので、あきらめないで下さい。

勉強のやり方がわからない場合は、一人で悩まず塾や予備校など、
先生に直接習うがオススメです。

そして、全科目習うのが難しい場合は、苦手教科だけでも人に習うとスピードが早いです。

また、独学する場合、勉強でつまづいた部分は、
中学校で学ぶ範囲まで、さかのぼってやると良いと思います。

なぜなら、高校で学ぶ内容は、中学までに学んだ内容の理解を前提としているからです。
それができていないと、勉強がなかなかうまく進みません。

回り道のように思えるかもしれませんが、私はそれが近道だと思います。

また、高認だけでなく、通信制高校などへの再入学や編入も検討してみましょう。

ゴールは、高認の合格ではなく、大学・専門学校への進学や就職です。
一つの手段にとらわれて足を止めてはいけません。

色んな方法を考え、試してみましょう。

中学で勉強が得意だった人

中学で勉強が得意だった人は、高認の試験は、思ったよりも易しく感じるでしょう。

特に、中学で学んだ内容と重なる科目(社会・理科・英語など)は、
あまり勉強しなくても合格点をとれるかもしれません。

ただし、高校から新たに学ぶ内容が多い科目(数学など)は、きちんと勉強が必要です。

高認用の教材を使って独学も可能です。

高2・高3で中退した人の場合

高2・高3で中退した人は、中学までの学習内容が身についていれば、高認の試験を易しく感じるかもしれません。

特に、進学校を中退した人であれば、そう感じるのではないかと思います。

文部科学省のサイトに過去問が掲載されているので、ご自身で見て判断してみて下さい。

また、高2・高3で中退した場合は、高認の試験の科目免除が受けられる可能性があるので、手続きをきちんとしておきましょう。

文部科学省・高認 免除要件

次に、高認の難易度をデータで見てみましょう。

高認の定員・倍率・合格点は?

高認の定員や倍率は?

文部科学省の高認公式サイトのQ&Aには、次のように記載されています。

高認は、入試のように落とすための試験ではなく、基準を満たせば全員合格させる試験です。ですから、定員はありませんし、倍率も無視して良いでしょう。

Q.合格者に定員はありますか?

A.合格者の定員は定められていません。試験の結果、学力が一定の基準に達していると認められた者は人数に関係なく合格者となります。

出典:文部科学省ホームページ (https://www.mext.go.jp/)

参考:高認の近年の出願者数・最終合格者数

平成29年度の最終合格者数は、次の通りです。

出願者数 24,151人
合格者数 9,224人
合格率 38%

ちなみに、出願者数とは「申込した人数」のことです。

私の想像では「様々な事情で申込をしたが受験しなかった人」も結構いるのではないかと思います。

このため、「実際に受験した人の合格率」はこれより高いのではないかと考えています。

高認は何点とれば合格できるのか?

高認の合格ラインは公表されていませんが、40点辺りと言われています。

高認の仕組みについては、次のページにまとめました。良かったら参考にして下さい↓

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高認はどれくらいの学力で受ければ良いか?

高認は、どれくらいの学力がついてかから受ければ良いのでしょうか?
このことについて、私の考えを2パターン書いていきます。

(1)自身がなくても全ての科目を受験する

私がオススメするのはこれです。

自信がなくても全ての科目を受験するべきだと考えます。

その理由は、次の理由からです。

  • 高認の問題は大学受験と比べると易しく作られている
  • 合格ラインが低い(合格最低点は非公表だが、40点辺りと言われている)
  • このため、ダメ元で受けても合格する可能性がある
  • しかも、夏と秋の年2回試験があるので、数打てば当たる可能性がある

これは、高認が「落とすための試験」ではなく「様々な事情で高校を卒業できなかった人を救済するための試験」だという性質を持っているからだと考えます。

ですから、次のような人も、自分に必要な全ての科目の受験を申し込んで、ダメ元でもいいから受けてみましょう。

  • 全く勉強してなかった人
  • 試験が間近に迫っていて、勉強時間とれない人
  • 合格できるか自信がない人

なぜなら、自分ではダメだと思っていても、全ての科目に合格することができなくても、いくつかの科目は合格する可能性が高いからです。

そして、高認は、合格した科目は次回から受験不要ので、勉強の負担が大きく減ります。

科目数が減れば、残った科目の勉強に時間を多く使うことができるので、最終合格もしやすくなるメリットがあります。

幸いにも、高認は年2回実施されているので、「完璧になってから」と考えずに、数打ちゃ当たる精神で受けていきましょう。

(2)高得点で合格できるように科目を絞ってうける

私はこのやり方をしたが、万人にはオススメしません

私が大検(現在の高認)を受検した時は、この方法をとりました。
全ての科目での高得点を目指して、2回にわけて受験したのです。

けれども、高認は、ゴールではなく次のステップ(進学や就職など)への手段なので、この方法は万人向けではありません。私は合格最低点でも構わないので、一日でも早く高認に合格すべきだと考えます。

このため、最初の試験から、自信がなくても全ての科目を受験することをオススメします。

けれども、次のような人は、高認で高得点を獲得したことが、書類審査で「学習意欲の高さをアピールする材料」にできる可能性があります。

  • 奨学金を狙う人
  • AO入試を狙う人

このような場合は、高得点を狙っても良いかもしれません。

実際に、私は大検(現在の高認)で高得点をとって、給付の奨学金を受けたからです。
このことについては、次のページに詳しく書きました。↓

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